NumPyで複数要素や多次元配列を扱う場合が多くあると思います。その時、簡単に要素数や次元などを簡単に取得したい場合が出てきます。
そんな時は「size」「shape」「ndim」などで取得できます。
ここではNumPyにおける要素数、サイズなどを抽出する方法について解説しています。
この記事の対象
np.size
基本的な型
np.size
「size」を用いることで要素数を容易に知ることが可能です。
使用例
import numpy as np
b = np.arange(10)
print(b.size)
#10
上記のプログラムは、任意の要素数をsizeを用いて抽出するものになります。arangeで10の要素を作成しています。その結果をsizeで要素数を確認しています。
np.shape
np.shape
np.shape(array)
shape関数は、配列の形状を示すタプルを返します。要素数ではなく、各次元ごとのサイズを返すため、より詳細な情報を得ることができます。
使用例
import numpy as np
arr = np.array([[1, 2, 3], [4, 5, 6]])
shape = np.shape(arr)
print(shape)
# (2, 3)
np.ndim
基本的な型
np.ndim(array)
ndim関数は、配列の次元数を返します。
使用例
import numpy as np
arr = np.array([[1, 2, 3], [4, 5, 6]])
dim = np.ndim(arr)
print(dim)
#2
len → Pythonの組込み関数も使用できる
Pythonの組み込み関数であるlen関数も、NumPy配列の要素数を取得するために使用できます。
使用例
import numpy as np
arr = np.array([[1, 2, 3], [4, 5, 6]])
length = len(arr)
print(length)
#2