ここではOpenCVを用いた機械学習における概要について解説しています。
OpenCVとは
OpenCV(Open Source Computer Vision Library)とは、オープンソースの画像処理ライブラリです。
画像処理、構造解析、パターン認識、機械学習などができる汎用的なライブラリです。
OpenCVを使用する前準備
OpenCVを利用するには以下を準備する必要があります。
以下はGoogle Colabでの環境構築です。
from google.colab import files
uploaded = files.upload()
写真をUPするために上記を打ち込みます。
そうすると以下のようにアップロードが可能になります。
ファイルを選択して準備は終了です。
OpenCVを用いた使用例
import cv2
from matplotlib import pyplot as plt
#1---入力ファイルを指定する
image_file = "women.jpg"
#2---画像の読込み
image = cv2.imread(image_file)
im_rgb = cv2.cvtColor(image, cv2.COLOR_BGR2GRAY)
#3---出力
plt.axis('off')
plt.imshow(im_rgb)
上記がプログラムになります。
それでは解説していきます。
#1---入力ファイルを指定する
image_file = "women.jpg"
1の部分では、アップロードした写真のファイル名を指定します。
#2---画像の読込み
image = cv2.imread(image_file)
im_rgb = cv2.cvtColor(image, cv2.COLOR_BGR2GRAY)
2の部分では、画像を読み込みます。画像を読み込むときは「cv2.imread()」になります。
次にしたの「cv2.cvtColor()」でグレースケールに変換しています。
#3---出力
plt.axis('off')
plt.imshow(im_rgb)
3の部分では、グレースケールにした写真を出力しています。OpenCVで扱う画像フォーマットがBGRなのに対し、matplotlibではRGBなので「plt.axis(‘off’)」としています。
結果
出力結果は上記になります。
グレースケールになっていることが確認できました。
OpenCVで簡単に写真を加工できることが分かりました。
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