ここでは、「基本情報」における信頼性設計に関するフォールト、フェールセーフなどの信頼性設計について解説しています。
この記事の対象
信頼性設計とは
「信頼性設計」とはシステム障害時の影響を最小限に抑えるフォールトトレラント(fault tolerant)やヒューマンエラー(human error)回避技術などを考慮されたシステム設計のことです。
信頼性設計-関連語-
項目 | 内容 |
フォールトトレランス | 障害発生時、安全に動作させる考え方 |
フォールトアボイダンス | 根本的に障害を発生させない考え方 |
フェールセーフ | 障害発生時、安全を優先した考え方 |
フェールソフト | 障害発生時、継続性が優先の考え方 |
フールプルーフ | 意図しない障害・故障を回避する考え方 |
フォールバック | 障害発生時、限定的ながら使用可能な状態を維持させる考え方 |
アクティブ-スタンバイ構成 | 同じシステムを複数用意して待機させておき、障害時に切り替えられる構成 |
アクティブ-アクティブ構成 | 同じシステムを複数用意して全てを稼働させ、処理ごとに振り分けて負荷を分散させる構成 |