ここではPythonで熱膨張量の計算のプログラムを紹介しています。
行ったこと
簡易の熱膨張量の計算をPythonでプログラムを作成してみました。
使用した熱膨張量の式は以下になります。
熱膨張量の式
L=α(T2-T1)L1
L:熱膨張を計算したい方向の長さ[mm]
T1:変化前の温度[℃]
T2:変化前の温度[℃]
α:線膨張係数[10^-6/℃]
プログラム
print("熱膨張量の計算*****ΔL=α(T2-T1)L*****")
L = input("L:熱膨張を計算したい方向の長さ[mm]=====>>")
T1 = input("T1:変化前の温度[℃]=====>>")
T2 = input("T2:変化後の温度[℃]=====>>")
a = input("α:線膨張係数[10^-6/℃]=====>>")
D_L = float(a)*(float(T2)-float(T1))*float(L) * 0.000001
print("ΔL:熱膨張量:",D_L,"[mm]")
上記がプログラムになります。
それでは解説していきます。
L = input("L:熱膨張を計算したい方向の長さ[mm]=====>>")
最初に、熱膨張を計算したい方向の長さ[mm]を入力するようにしています。
T1 = input("T1:変化前の温度[℃]=====>>")
次に変化前の温度を入力するようにしています。
T2 = input("T2:変化後の温度[℃]=====>>")
その次に変化後の温度を入力しています。
a = input("α:線膨張係数[10^-6/℃]=====>>")
線膨張係数を入力しています。
D_L = float(a)*(float(T2)-float(T1))*float(L) * 0.000001
ここで熱伸び計算を行っています。「0.000001」をかけているのはmm表示に直しているためです。
print("ΔL:熱膨張量:",D_L,"[mm]")
最後に結果を出力しています。