ここでは、基数変換(整数)における2↔10進数、2↔16進数に変換する方法について解説しています。
2↔10進数
2→10進数
例えば2進数「1111」があるとします。これを10進数に変換する場合の方法は以下です。
計算手順
- 各桁を2のべき乗に分解
- 各桁に×1を加える
- それぞれ加算
10→2進数
2→10進数で導いた15を逆に10→2進数に変換してみます。予め、結果は「1111」になることが分かっていますが、ここでは導き方が重要ですので、他の数値でも試してみて下さい。
計算手順
- 数値を2で割る
- 余りを右に書く
- 0まで繰り返す
2↔16進数
2→16進数
例えば2進数「11111111」があるとします。これを16進数に変換する場合の方法は以下です。
計算手順
- 2進数を4桁に区切る
- 2→10進数に変換
- 10→16進数に変換
16進数1桁の最大値はF、これは2進数で1111になります(2進数4桁の最大値)。よって、2進数を4桁ずつ16進数に変換することで求められます。
16→2進数
2→16進数の逆を行うことで求められます。
計算手順
- 数値を区切る
- 16進数→10進数
- 10進数→2進数
計算の図は省略しますが、「FF」→「11111111」を変換してみて下さい。